第63回卒業証書授与式
【式 辞】(抜粋)
これから皆さんを待ち受けているのは、「正解のない問いに満ち溢れた世界」なのです。言い換えれば、最適解の考え方が求められる世界とも言えます。「大航海」の船出をしようとしている皆さんへ、大切にしてほしいこと3つ、メッセージとして送ります。
1つ目は「なぜ?を大事にすること」です。
まず、自分と問答してください。何のために学校に行くのか・・・それは自分の夢を叶えるため。次に、自分の夢の話を周りにしてみてください。そうしているうちに「いいね」「一緒にやろう」・・・そんな声が出てきます。「なぜ?」から自分を見つめることが、周囲と協働する力を身に付けるきっかけになるはずです。
2つ目は「失敗を恐れず、挑戦し続けること」です。
これから歩む新しい道では、難しい選択や決断が求められることがきっとあるでしょう。そんなとき、羽生選手の言った「大なり小なりみんな日々挑戦している」との下、「きっと無理だろう」と失敗を恐れ、何もしないのではなく、明日の自分がきっと納得できるだろう、という選択を、そんな生き方を皆さんも目指すことを願っています。
「なぜ?を大切にすること」「失敗を恐れないこと」の2つを踏まえて、3つ目、それは「チャレンジし続けること」です。
どうか周りを知り、自分の特長や自分の置かれた環境をしっかりと受け入れ、その上で自分の独自の生き方・目標を見つけ、その実現に向かって仲間とともに行動を、そして挑戦をしてください。
3つ話をしました。実は、これらのことは、本校の学校教育目標を実現させるために必要な力でもあります。つまり、皆さんはこの3年間の中で、最適解を探し出す力を身に付けようと努力してきたのです。ぜひ、「正解のない問いに満ち溢れた世界」へ、自信をもって出航してください。
【送る言葉】(抜粋) 在校生代表 那須川 優祐
こうして先輩方の姿を目にしていると、今までの思い出が数えきれないほど頭に浮かんできます。生徒会スローガン「進化」を掲げ、常に私たちの前に立ち続け、周りをどんどん巻き込みながら進化をして、私たちを引っ張ってくれました。
また、先輩方は日常生活でも私たちの手本となってくれました。あいさつや整列、日常の中で見せてくれたさりげない気遣いや温かな行動。小さなことでも、私たちにとっては大きな心の支えとなりました。先輩方は自分のことだけではなく、私たち後輩をいつでも笑顔で助けてくれました。そんな先輩方の姿は本当にかっこよくて偉大な存在でした。皆さんと出会えたことは、私たちにとって大きな幸せであり、共に歩んだ時間は、いつまでも色あせることのない大切な思い出です。これから私たちは、皆さんのように温かく、優しく、かっこいい先輩を目指し、在校生一丸となって頑張っていきます。
【旅立ちの言葉】(抜粋) 卒業生代表 小野寺 蓮
1年生の皆さん、皆さんの元気でパワフルな心、なんにでも全力で取り組む姿に、何度も何度も救われました。辛い時や苦しい時も君たちの挨拶を聞けば、いつも心が晴れました。4月になったら皆さんは2年生になります。前中の顔である3年生を支えながら、右も左も分からない1年生のお手本とならなければなりません。今とは比べものにならないほど難しい役割を担うことでしょう。けれど、皆さんならできると信じています。頑張ってください。
2年生の皆さん、次のリーダーは2年生です。部活でも学校でも、全て皆さんが引っ張らないといけません。リーダーは周りの人が見ていないときでも、努力し続けなければなりません。それはとても辛いし大変で、いつか大きな壁が現れるかもしれません。けれど、第64期スローガン「響心」のように心を通わせ響き合えば、絶対大丈夫。これからの前中を皆さんに後は任せます。
先生方。常に私たちの味方でいてくださりました。悲しい時は話を聞いてくださり、うれしい時には一緒に笑ってくださいました。私たち生徒のことを常に第一に考えてくださりました。本当にありがとうございました。
そして、私たちの一番近くに常にいてくれた家族。普段は素直に感謝や「ごめんなさい」を言えない私たちですが、15年間育ててくれてありがとうございました。高校で今よりも進化した姿を見せられるよう、精一杯努力します。
もうすぐ私たちはこの素晴らしい母校を離れ、一人一人夢に向かって前進しなければいけません。まさに「大航海」の始まりです。でも、どこに行っても空は繋がっています。同じ空の下、自分の選んだ道を突き進んでいきます。