学校ブログ

第61回卒業証書授与式

【式 辞】(抜粋)

 中学校生活の大半は、感染症防止のため、マスクと共に過ごした日々となりましたが、皆さんは、前向きに考えて行動し、たくましく成長してきました。特にも、最高学年となった今年度は、コロナ禍前の前中に思いを馳せ、自分たちが伝統を途切れさせず引き継いでいく決意を示し、前中生としてのあるべき姿をイメージできる「これぞ前中」のスローガンを掲げました。そのスローガンどおり、有言実行を実践して全校をまとめ、前中生を鼓舞し、常に堂々たる振る舞いで全校の模範となり、素晴らしい足跡をたくさん残してきました。時間が経過した今でも、その時々の皆さんの躍動する姿、一生懸命な姿が鮮明によみがえってきます。

 私は、目標を実現させる秘訣は、自分がどこまでできるか、ワクワク感をもってチャレンジする積極性をもつこと、励まし合える仲間をもつこと、サポートしてくれる全ての人に感謝の気持ちをもつことだと考えています。具体的には、自分の周りの出来事に対して、常に「ありがたい」「ありがとう」という感謝の気持ちをもち、苦しいときには「なんとかなる」「やってみよう」といった前向きの考え方を大切にして取り組んでいくことです。

 これらは、幸せを引き寄せる4つの因子と呼ばれていますので、ぜひ実践して、自分も周囲の人も幸せにできるよう、そして「未来はもっと眩しい」「未来はきっと眩しい」と信じて、自信をもって突き進んでほしいと思います。

 

【送 辞】(抜粋) 在校生代表  小野寺 唯奈

 こうして先輩方の姿を目にしておりますと、数々の思い出が溢れんばかりに浮かんできます。生徒会スローガン「これぞ前中」を掲げ、様々な場面で先頭に立ち、私達の手本となってくれた先輩方。前中生の、前中生による、前中生のための前沢中学校を創り上げる姿を、在校生に示してくれました。

 日常生活でも私達の手本となってくれました。あいさつ、整列、心構え。そして、どんな困難にもくじけることなく、ただひたすら、先へ先へと進み続ける姿。辛いこと、苦しいことも、たくさんあったと思います。でも皆さんは、それを感じさせないくらい、いつも前向きで、何事にも一生懸命取り組んでいました。皆さんは、私達の誇りであり、共に過ごしたこの時間は、一生の宝物です。皆さんのような、強く、優しく、温かい心を持った先輩を目指し、在校生一丸となって、頑張っていきます。

 

【答 辞】(抜粋) 卒業生代表  菅原 凌  

 3年前、コロナ禍の中、1年生だけで行われた入学式に、戸惑いと不安を感じながらの中学校生活のスタートでした。あれから3年、在校生の皆さん、先生方、家族と、私たちを支えてくださった大勢の方々に見守られ、この卒業式が行われることを、心から嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今日の卒業を迎えることができたのは、先生方が私たち一人ひとりに真剣に向き合ってくださったおかげです。気が緩んでいるときには厳しくしかってくださり、悩んでいるときは、とことん話を聞いてくれました。そして、最後まで私たちを信じ、やさしく背中を押してくれました。そんな先生方に心から感謝しています。

 春から、私たちは、自分で決めた進路に向かって新たな一歩を踏み出します。「この3年間で、マスクの下に隠れた友達の喜び、苦しみ、悲しみに、どれだけ気づいてあげられただろうか。マスクがなければ、もっともっと、仲間と喜びも悲しみも分かち合い、心を通わせることができたのではないか」と考えることがあります。高校では、新しい仲間と心を通わせ、人としてさらなる成長を遂げていきたいと思います。今日まで私たちを支えてくれた在校生の皆さん、ご指導していただいた先生方、大切に育ててくれた両親や家族に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 私たちは、ここからさらに大きくなることを誓います。

復興教育講演会

3月11日(月)、東日本大震災から13年目の本日、「復興教育講演会」を行いました。今年度は、千葉賢一校長が講師を務めました。陸前高田市出身の校長先生は、震災当時、自宅から通える学校に勤務していました。津波により一変した街の様子、自身が体験したことや震災を経験して考えたこと、私たちに伝えたいことなどを、スライドを織り交ぜながら、熱く語りました。生徒は、時にはうなずきながら真剣に話を聴き、校長先生の想いを受け止めていました。14時46分には、震災による犠牲者の方々へ、全校で黙とうを捧げました。

   

   

花を贈る会

2月21日(水)、生徒会行事の「花を贈る会」を行いました。生徒会役員や体育祭の組団、部活動、応援団の3年生から2年生への「継承」が行われました。また、中学校生活を振り返るスライド上映では、3年生は歓声をあげ、楽しんでいました。3年生からは、3年間の思いが詰まったすばらしい合唱が披露され、1,2年生の心に刻まれました。参観された保護者の皆様、ありがとうございました。

  

  

  

  

  

  

新入生交流会・新入生保護者説明会

<新入生交流会>

1月24日(水)、前沢小6年生を中学校に招き、新入生交流会を開催しました。前半は中学校の授業の様子を見て回り、後半は生徒会執行部から学校生活についての説明や、小グループに分かれて本校2年生との座談会を行いました。座談会では、中学校の学習や部活動について、たくさんの質問が出され、中学生が丁寧に答える様子が見られました。最後は中学生が合唱を披露しました。この交流会で6年生が抱いていた不安が少しでも和らぎ、期待に胸を膨らませて4月に入学してくることを心待ちにしています。

     

    

 

<新入生保護者説明会>

2月7日(水)、来年度入学予定の保護者の方々に来校していただき、新入生保護者説明会を開催しました。中学校の生活や学習について担当から説明しました。また、これに合わせて、岩手県警北上警察署の畠山良二氏(スクールサポーター)を講師としてお招きし、情報モラルについての講演会も行いました。中学校入学まで2か月を切ったところです。職員一同、新入生の入学を心待ちにしております。保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

     

大船渡新春ロードレース大会 2024

1月7日(日)、「大船渡新春ロードレース大会 2024」が大船渡市で開催され、本校から中学男子の駅伝の部に出場しました。結果は、56チーム中、第6位と大健闘でした。保護者の皆様には、試走も含めた朝早くからの移動と現地での声援等、たくさんのご支援をいただきました。誠にありがとうございました。

【総合成績】 57分28秒 第6位

 1区(4.3km) 小野寺 駿 14分25秒(区間 9位)

 2区(4.2km) 千葉 瀧登 15分34秒(区間16位)

 3区(4.0km) 藤原 耀太 14分29秒(区間 5位)

 4区(3.4km) 後藤 悠斗 12分50秒(区間16位)

      

アンサンブルコンテスト奥州支部大会

12月24日(日)、奥州市文化会館(Zホール)で「アンサンブルコンテスト奥州支部大会」が開催されました。本校からは6グループが出場し、演奏を披露しました。

 ○クラリネット四重奏 金賞 【組曲「あめ」より しずくあめ かすみあめ】

 ○フルート四重奏   銀賞 【スリーラテンダンスより No.1 シオマラ・レイエスのチャンラガ】

 ○サクソフォン三重奏 銀賞 【駅猫 diary Ⅱ もう一匹の猫】

 ○トランペット三重奏 銀賞 【春のロンド】

 ○金管五重奏     銀賞 【スザート舞曲より Ⅰ モール人の踊り Ⅱ ガイヤルド Ⅳ バス・ダンス】

 ○打楽器三重奏    銀賞 【パーカッションパレードより 3.「無価値とみなすこと」 4.「木の人形の夢」 5.「侍」】

特別授業を開催しました。

10月の後半から、外部の方をお招きし、特別授業を開催しました。

思春期保健学習会(10月26日(木) 3年生 ※3年多目的ホール)

 小見レディースクリニック 院長 小見英夫氏

  

 

●薬物乱用防止教室(11月28日(火) 2年生 ※リモート)

 まごころ病院 南川賢治氏(学校薬剤師)

  

 

●いじめに関する出張授業(11月29日(水) 2年生 ※教室)

 森田弁護士、中川弁護士

  

 

●キャリア教育講演会(12月1日(金) 全校 ※体育館(2年生はリモート))

 読売巨人軍スコアラー 志田宗大氏

  

  

  

県新人大会(後期)結果

・バドミントン競技

 <男子団体>  第1位    <女子団体>  第3位

  2回戦 ○2-0 釜石中   1回戦 ○2-0 花泉中

  3回戦 ○2-0 花泉中   2回戦 ○2-1 矢巾中

  準決勝 ○2-0 東陵中   3回戦 ○2-1 上野中

  決 勝 ○2-0 湯口中   準決勝 ●1-2 江釣子中

 <男子シングルス>  菊地  第3位     <女子シングルス>  鈴木  ベスト16

  1回戦 ○2-0 紫波一中          1回戦 ○2-0 城西中

  2回戦 ○2-0 滝沢二中          2回戦 ●0-2 滝沢二中 

  3回戦 ○2-1 北上南中

  準決勝 ●0-2 滝沢南中

 <男子ダブルス>  大石・野田組  第2位  <女子ダブルス>  野里・菊地組  ベスト8

  2回戦 ○2-0 東陵中           1回戦 ○2-0 岩大附属中

  3回戦 ○2-1 石鳥谷中          2回戦 ○2-0 雫石中

  準決勝 ○2-0 湯口中           3回戦 ●0-2 江釣子中

  決 勝 ●0-2 湯口中

 <男子ダブルス>  菊池・千田組  第3位  <女子ダブルス>  千田・小野寺組  ベスト16

  1回戦 ○2-0 北上中           1回戦 ○2-0 矢巾中

  2回戦 ○2-0 矢巾中           2回戦 ●0-2 滝沢二中 

  3回戦 ○2-0 大東中

  準決勝 ●0-2 湯口中

  

・柔道競技

 <女子団体>

  1回戦 ●1-2 下小路中

 

 <男子個人>  岩渕   <女子個人>  千田   <女子個人>  千葉  第2位

  2回戦 ● 大槌中    1回戦 ● 下小路中   1回戦 ○ 矢巾中

                            準決勝 ○ 宮古一中

                            決 勝 ● 長内中

・剣道競技

 <男子団体>              <女子団体>

  一次リーグ① ●2-3 上田中     一次リーグ① ●0-4 大宮

  一次リーグ② ○4-1 大船渡一中   一次リーグ② ●1-3 湯口中

 <男子個人>  熊居   <男子個人>  滝口   <女子個人>  小野寺

  1回戦 ○ 大宮中    1回戦 ● 北上南中   1回戦 ● 久慈中

  2回戦 ● 宮古西中

前中太鼓、吹奏楽部 演奏披露

11月4日(土)、イオン前沢店駐車場で行われた「イオン前沢店27周年開店記念祭」で前中太鼓を、11月11日(土)、前沢地区センターで行われた「異世代が集ういこいの広場」で吹奏楽部の演奏を披露してきました。

    

    

    

    

令和5年度 後期 生徒総会

11月9日(木)に、「令和5年度後期生徒総会」を行いました。生徒はタブレットを持参し、配信された議案書を見ながら総会に臨みました。たくさんの質問や意見が出されましたが、特に3年生からは、これからの前沢中学校をさらに飛躍させてほしいという願いが込められた意見が出されました。これからは2年生を中心とした新しい執行部が全校のリーダーとなって活動していくことになります。どうぞよろしくお願いいたします。

<令和5年度生徒会年間スローガンについて> ※議案書より抜粋

 今年度の生徒会年間スローガンは「これぞ前中」でした。

 新型コロナウイルスの制限が緩和され、行事が一般公開になるなど、地域の方々に「これぞ前中」を示す機会がたくさんありました。

 体育祭では、スローガン「伝説」のもと、学級・学年・全校としての繋がり、学年を超えた団結を強め、パフォーマンスでは保護者の方々や地域の方々に私たちの「これぞ前中」を形として示すことができました。

 中総体では「GO TO 部活動」を通して、部活動への意識を高めたり、時間の使い方を見つめなおし、各部活動、まさに「伝説」となるような結果を多く残してくれました。

 前中祭では、先輩から受け継いだ伝統を大切にするだけでなく、昨年から復活させた全校合唱、そして今までにはなかったようなステージ発表を通し、新しい「伝説」をつくることとができました。

 それだけでなく、今年度は新たな「思いやり貯金」という取り組みを行いました。付箋に書いて終わりではなく、それを貯め、見える化させることによって、思いやりで溢れる前中を再確認することができたと思います。

 今年度は様々な場面で「これぞ前中」を示すことができました。私たちは、示した「これぞ前中」を語り継ぎ、さらにレベルアップした「これぞ前中」にしていかなければなりません。そのために、あいさつや返事、整列などのレベルを上げ、一つ一つのことの前中らしさを高めていき、「これぞ前中」を後期も示していきましょう。