学校ブログ
令和5年度 入学式
4月7日(金)に入学式を挙行いたしました。121名の新入生を迎え、全校359名による前沢中学校の新たな船出となりました。
【校長式辞】 ※抜粋
「目標をもち努力する」「仲間を大切にする」「規則正しい生活をする」という3つの習慣を身につけることによって、本校の教育目標である「自主・独立」「誠実・友情」「健康・活力」を体現し、心身ともに大きく成長することを期待しています。
【在校生代表 歓迎の言葉】 ※抜粋
「先入観は可能を不可能にする」これは、大谷翔平選手が大事にしている言葉です。皆さんも、先入観をもたず、たくさんのことに挑戦してください、失敗してもいい。周りには、手を貸してくれる仲間がいます。先輩がいます。先生方がいます。失敗から得るものは大きく、無限です。新入生の皆さん、私たちと一緒に、無限の可能性に挑戦していきましょう。そして、私たちで、新たな前沢中学校を創っていきましょう。
【新入生 誓いの言葉】 ※抜粋
中学校での学習は、教科も増え、教えてくださる先生もその都度変わります。内容も難しくなりますが、たくさんの先生方の教えを受け、自分から進んで学習をしていきたいと思います。
部活動では、活躍する先輩方の姿を目標とし、自分の力を高められるよう、3年間全力で取り組んでいきたいです。
時には悩むことや壁にぶつかってしまうこともあるかもしれませんが、そのようなときには、仲間と力を合わせて、どのような苦難も乗り越えていこうと思います。
令和4年度 卒業証書授与式
【校長式辞】※抜粋
私は、この1年間、みなさんに表現方法は変えながらも、機会あるごとに伝えてきたことがあります。
一 「どの人にも可能性があること」
二 「目標をもつことの大切さ」
三 「準備や努力することの大切さ」 です。
すでにみなさんは、学習や部活動、行事などをとおして、目標をもち、準備すること、努力することの大切さを学ぶことができたと思います。
これからは、地域で共に育った仲間と別れて、一人ひとり異なる自分の夢に向かって突き進むことになりますので、目標はもちろんのこと、周囲に流されずに準備し、努力できる強い意志が、これまで以上に必要になってきます。
目標を実現させる秘訣は、悲壮感の漂う努力ではなく、自分がどこまでできるか、ワクワク感をもってチャレンジする積極性をもつこと、励まし合える仲間をもつこと、サポートしてくれる全ての人に、感謝の気持ちをもつことだと考えています。
これから、辛いことや苦しいことはあると思いますが、それらは、みなさんが成長するために絶対に必要な壁だと思います。もし壁に出会っても、必ずサポートしてくれる人がいますので、中学校生活をエネルギーとして、自信をもって、突き進んでほしいと思います。
【在校生代表 送ることば】 ※抜粋
今、みなさんと過ごした中学校生活を振り返ると、いつも私たちの先頭に立ち、力強く引っ張ってくれた頼もしい姿が、次々と思い出されます。先輩たちは、生徒会スローガン「無限」を掲げ、日常の学校生活、部活動、行事と、どんなことも自分たちの個性を発揮し、私たちが持つ可能性を引き出そうと、たくさんのアイディアを出し、工夫して取り組んでくださいました。
コロナ禍で時間や集まりの制限がされる中、いつの時も先輩たちは、できないと消極的になるのではなく、どのようにしたら前中の伝統を受け継いでいけるのか、今できることは何かを考えながら行動していました。急な制限で、予定した取り組みが思うようにできず、悩み、苦しみながらも努力し、前に進んできた3年生の姿を私たちは知っています。達成するまでの過程を大事にし、取り組む、その背中から私たちは、多くのことを学ばせていただきました。
先輩方は、私たち在校生の誇りです。先輩方と共に過ごしたこの時間は、私たちの宝物になりました。ここから、3年生のような、個性豊かで優しく、頼もしい先輩を目指し、私たち在校生は、一丸となって頑張っていきます。そして、先輩方がつないできた前沢中学校の良き伝統を、私たち一人ひとりが受け継ぎ、さらに飛躍させていきたいと思います。
【卒業生代表 決意の言葉】 ※抜粋
仲間と共に過ごした3年間を思い返すと、本当にあっという間で、何気ない毎日の1コマ1コマがとても充実していた3年間だったと感じます。時に悩み、立ち止まり、立ち上がって、仲間と支え合いながら、笑い、歩んだ日々でした。その一方で、新型コロナウイルス感染症により、様々な行動が制限された3年間でもありました。しかし、制限されたからこそ、みんなが1つの目標に向かって協力し、創り上げてきた伝統は、かけがえのない価値ある財産となりました。
先日行われた花を贈る会では、私たちから後輩へ伝統の継承を行いました。「先輩として、何を後輩たちに引き継ぐのか」を考え、練習しました。在校生のみなさんには、様々な場面で支えてもらい、本当にありがとうございました。
先生方には、私たちが悩んでいるとき、共に考え、指導してくださり、心から感謝しています。私たちの思いに寄り添い、サポートしてくださったおかげで、ここまで歩んでくることができました。本当にありがとうございました。
そして、毎日を不自由なく送ることができたのは、いつも一番近くで見守り、支えてくれた家族のおかげです。不安定な気持ちを受け止め、我慢強く見守ってくれたからこそ、今の私たちがあります。面と向かってありがとうが言えない私たちですが、心の底から感謝しています。ありがとうございました。
もうすぐ私たちは、自分の道を選んで歩いていきます。この学び舎で私たちが出会えた奇跡、この前沢の地で成長し、共に歩んできた仲間との絆を大事に紡ぎながら、成長していきたいと思います。
復興教育講演会
「3.11」を2日後に控えた、本日、「復興教育講演会」を行いました。今年度は、本校生徒指導主事の伊藤孝義先生が講師を務め、震災時に勤務していた宮古市の当時の状況やこの震災を経験して考えたことなど、映像を交えながら、体育館に集まった3年生に対いて、先生からの最後の授業として、熱く語りました。3年生は、時にはうなずきながら、真剣に話を聴き、伊藤先生の想いを受け止めていたように感じました。
花を贈る会
2月21日(火)に、生徒会主催の「花を贈る会」を行いました。昨年度はリモートでの開催でしたが、今年度は体育館で行い、各家庭1名という限定ではありましたが、3年生の保護者にも案内を出しました。インフルエンザによる閉鎖を行っている学級もあったため、1年生は教室でリモートによる参観、2年生と3年生が体育館に集い、会を進行しました。生徒会や部活動、応援団の3年生から2年生への「継承」や中学校生活を振り返るスライド上映、それぞれの学年による合唱発表等が行われ、最後は校歌を歌い、終了となりました。和やかな雰囲気の中で行われ、3年生も楽しんでいました。参観された保護者の皆様、ありがとうございました。
新入生保護者説明会
2月8日(水)に、来年度入学予定の保護者を対象とした「新入生保護者説明会」を開催しました。学校からは中学校での学習や生活の様子、入学にあたって準備していただくことについて説明しました。また、奥州警察署生活安全課の野呂拓治様を講師として、情報モラル講演会も行いました。たくさんの新入生の保護者の方がご来校くださり、熱心に話を聞いている様子がうかがえました。誠にありがとうございました。4月を迎えるのを心待ちにしております。
3学期がスタート!
1月16日(月)、3学期始業式を行い、1年のまとめとなる3学期がスタートしました。3学期は授業日が42日(3年生は41日)と、1年の中で最も短い学期です。それぞれの学年が次のステージに上がるための準備期間でもあります。一人ひとりがこの一年での成長を実感し、それぞれの学年が自信をもって新年度を迎えられるよう、この3学期を充実したものにしていけるように頑張っていきましょう。
<校長式辞>(抜粋)
「今学期皆さんにお願いしたいことは、収穫の時にしてほしいということです。1学期の貴重な経験を種として、2学期の努力を肥料にして、最高の形で卒業、進級できるよう、日々の学校生活をしっかりと積み重ね、皆さん一人ひとりにとって、クラスや学年にとっても、前沢中学校全体にとっても、種を実らせることができた、と言える3学期にしたいと思います。自分の良さを伸ばすために頑張る姿、仲間を大切にする姿を惜しみなく見せる前中生であることを期待しています。」
岩手県アンサンブルコンテスト
1月14日(土)、奥州市文化会館で「第43回岩手県アンサンブルコンテスト」が開催されました。本校からは、奥州支部大会で金賞を獲得した2グループが出場し、演奏を披露しました。これまでご支援くださいました保護者の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。(写真は学校でのリハーサル風景)
・サクソフォン三重奏 銀賞 ・クラリネット四重奏 銅賞
大船渡新春四大マラソン大会
1月8日(日)、「大船渡新春四大マラソン大会 第68回岩手県南地区中学校対抗駅伝競走大会」が行われ、本校から男子2チーム、女子1チームが出場しました。12月に入ってから、主に朝の練習を積み重ね、本番に挑みました。男子は51チーム中、Aチームが12位、Bチームが11位、女子は24チーム中16位という結果でした。朝早くからの移動でご面倒をおかけいたしましたが、保護者の皆様には、学校までの送迎や現地での応援等、たくさんご支援をいただきました。誠にありがとうございました。
アンサンブルコンテスト奥州支部大会
12月25日(日)、「アンサンブルコンテスト奥州支部大会」が開催されました。本校からは6グループが出場し、2グループが1月に行われる県大会出場の権利を獲得しました。これまで吹奏楽部をご支援くださいました保護者の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様、大変ありがとうございました。
○クラリネット四重奏 金賞(県大会出場) 「遊びの心のカルテット」
○サクソフォン三重奏 金賞(県大会出場) 「アミューズメント・パーク組曲」
○フルート四重奏 銀賞 「コラール・ドロップスⅡⅢ」
○木管三重奏 銀賞 「レタスのまど」
○管打七重奏 銀賞 「ジークフリート」
○金管八重奏 銀賞 「Another Cat:Kraken」
2学期終業式
12月23日(金)、2学期終業式を行いました。新型コロナウイルス感染対策として、これまでの集会は主にリモートで行ってきましたが、終業式は換気をしながら、体育館で全校生徒が集まる形で実施しました。式の中では、各学年代表と生徒会代表の4名が2学期を総括し、3学期に向けての抱負を発表しました。そして、校長式辞ではそれぞれの学年の成果を確認し、「皆さんが自ら行動して充実した冬休みを過ごし、自己認識のさらに高まった、逞しく、さらに成長した姿で3学期に再開できることを願っています。」と締めくくりました。